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2023.01.28 創業融資

【必見】創業融資はいつまで申し込める?最適なタイミングを解説

【必見】創業融資はいつまで申し込める?最適なタイミングを解説

最終更新日 2024年2月14日

起業をしたときに受けられる融資として「創業融資」があります。この創業融資ですが、起業してからいつまで申し込めるかをご存知ですか?

この記事では、創業融資がいつまで申し込めるかや、最適なタイミングを解説していますので、最後までご覧になってくださいね。

【前提】創業融資とは?

【前提】創業融資とは?

創業融資とは名前の通り、新しくビジネスを始める方に必要な資金を融資する制度のことを指します。

一般的な普通融資は、過去の実績や経営状況を中心に審査が行われ、創業時に普通融資を受けることは難しいです。しかし、創業融資は、実績がない創業時でも受けられる融資制度となります。

創業融資のメリット・デメリットについては、こちらの記事「これから起業する人に向けて、創業融資のメリット・デメリットを解説」で詳しく解説していますので、ぜひご覧になってください。

創業融資はいつまで申し込める?

創業融資はいつまで申し込める?

まず覚えておきたいこととして、創業融資は起業前・起業後すぐに受けることができます。

創業融資がいつまで申し込めるかは、創業融資の種類によって異なります。

  • 日本政策金融公庫:新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方
  • 地方の金融機関・信用保証協会:創業から1年〜5年

地方の金融機関・信用保証協会に関しては、創業から5年以上経っても、申請できる場合があるため、ご確認することをおすすめします。
具体的な創業融資の流れは、こちらの記事「【起業したい人は必見】創業融資の流れを分かりやすく解説!」を参考にしてください。

創業融資を申請する最適なタイミングはいつ?

創業融資を申請する最適なタイミングはいつ?

先ほども述べましたが、創業融資は起業前・起業後すぐに受けることができます。

ですので、創業融資を申請する最適なタイミングは、起業前です。その理由は、その起業に対する、将来性だけで融資を受けられるためです。起業後に創業融資を受けるときは、経営状態の確認のために決算書を提出する必要があります。起業後は、まだ経営が軌道に乗っていないことも多く、決算書を見て悪印象を与える必要があるので、注意しましょう。

また起業前に創業融資を受けるときの審査では、事業計画書や面談が大切になります。創業融資の面談を成功させるポイントは、こちらの記事「創業融資の面談で成功するためのノウハウガイド!」で解説していますので、あわせてご確認してみてください。

創業後に創業融資を申請する場合はどうする?

先ほど創業融資の申請のベストなタイミングは、起業前と言いました。しかし、創業後に創業融資を申請する場合はどうでしょうか。

この場合は、できれば創業から3ヶ月以内に創業融資の申請を行うようにしましょう。この理由も創業前と同じで、創業融資の申請で実績などが問われないからです。

創業期の資金繰りは大変になることも多いため、できるかぎり、決算書の提出などの実績が問われない時期に創業融資の申請を行なってください。

まとめ

【必見】創業融資はいつまで申し込める?最適なタイミングを解説

今回の記事は、創業融資はいつまで申し込めるかや、申請する最適なタイミングを解説しました。ポイントをもう一度おさらいしておきます。

  • 日本政策金融公庫:新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方
  • 地方の金融機関・信用保証協会:創業から1年〜5年
  • 創業融資を申請する最適なタイミングは、起業前
  • 創業後に創業融資を申請する場合は、できれば3ヶ月以内

創業融資は、創業期の資金繰りが大変な時期に、非常に助かる融資制度です。もし、これから起業を検討しているのであれば、起業前に創業融資の申請を検討しましょう。

また、創業融資については、こちらの記事「【徹底ガイド】創業融資とは?種類ごとのメリット・デメリット・流れをご紹介!」で解説しているので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
星野 隆介
税理士行政書士
2010年中央大学商学部卒業後、大手医薬品メーカーへドラッグストア向け商品の営業職として入社。大学の先輩(山田)の影響を受け、2014年より公認会計士試験の勉強に専念し、2016年公認会計士試験に合格。KPMG(有限責任あずさ監査法人)に入所。KPMGでは主に横浜地域に根付いたメーカー、サービス業等の一部上場会社の法定監査やIFRS監査に従事。その後、2019年にストラーダグループに参画。クライアントの声に対して丁寧に向き合い、共に課題解決することをモットーとしている。趣味は、愛娘と遊ぶこと、野球観戦、音楽イベントでお酒を飲むこと。
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